カーフィルムは遮熱係数だけでなく視界も大切
カーフィルムは、遮熱性能に大きな特徴があります。8月などの時期には、車内温度が極めて高くなってしまう事もあるでしょう。それで熱中症になってしまう事例もあるくらいです。
しかし、カーフィルムを設置しておけば防げる事も多いのです。上記でも触れた通り、カーフィルムには遮熱性能が優れているからです。
カーフィルムは本当に必要でしょうか
カーフィルムには、必ず遮熱係数という数字があります。基本的には係数が低いほど遮熱性も高い訳です。ですから暑さが気になる時には、できる限り数字が低めなフィルムを選んでおく方が無難でしょう。
ただし係数が高めなフィルムを選ぶ時には、やはり視界には注意を要します。少なくともそれは、安全性には大きく関わってくるからです。
やはり車を運転する以上は、どうしても安全性には気を使う必要はあります。完全に無頓着ですと、万が一の事故に遭遇してしまう可能性もあるからです。もちろん事故が発生してしまえば、非常に面倒な事になりかねません。
それで事故発生率は、カーフィルムと大きな関係があるのです。光を遮ってくれるそのフィルムを設置するにしても、できる限り安全性が高めなタイプを選ぶのが望ましいでしょう。見やすいか否かの問題があるからです。
そもそも運転手の方々は、夜道を警戒している事も多々あります。やはり昼間の時間帯と比べると、夜は運転しづらいのは確かです。
というのも夜間ですと、やはり視界があまり良くありません。昼間の時間帯ならば特に問題なく確認できる障害物も、夜間ではどうしても難しくなってしまうでしょう。
もちろんそういう状況ですと、事故が発生する可能性も大いにあります。万が一夜間に事故が発生してしまえば、色々と面倒な事になりかねません。
つまり運転の安全性を考慮すれば、視界は大切なのです。それだけに、カーフィルムはよく選ぶ必要はあります。
確かに係数が高めな製品は、夏の暑さなども的確に防いでくれる傾向はあるのです。だからと言って、安全性に問題が生じるのも困るでしょう。
カーフィルムの中には、スモークというタイプがあります。数ある製品の中でも遮熱性能が優れているのですが、それは視界を遮ってしまう性能もかなり高めなのです。
スモークと聞くと、いかにも暗いというイメージを感じている方々も多いですが、実際その通りです。やや暗いフィルムにはなりますから、視界がある程度は妨げられてしまう傾向はあります。もちろんそれは、安全性には大きな問題があるのです。
このためスモークというタイプは、基本的には全面部分のガラスに貼り付けることはできません。あくまでも後部や側面などに限定される事にはなります。法律の問題もあり、スモークフィルムをフロントガラスに貼り付けてしまえば、まず車検には通らないでしょう。
ですから視界を遮ってしまうカーフィルムは、自然と車検で弾かれます。しかし車検に通るフィルムでも、若干視界が暗くなってしまうタイプもたまにあるのです。当然それでは、交通事故が発生する確率も高まってしまいます。
つまりカーフィルムは、単純に遮熱性能だけで選ぶべきではないのです。熱をブロックしてくれる性能も確かに大切ですが、それ以上に安全性は軽視できないでしょう。やはり運転に支障をきたさない程度のカーフィルムを選んでおくのが無難です。
どうやって選べば良いかというと、まずカーフィルムの公式サイトです。きちんとした業者なら、視界がどの程度の明るさになるかもサイトで確認する事ができます。
それと、やはりサンプルを確認してみる事です。確かにサンプルを取り寄せるのは多少の手間もありますが、それでも安全性に関わってくる以上は、取り寄せておく方が無難でしょう。